大槌町続報

大槌町の加藤町長のご冥福をお祈りいたします。報道によると、災害対策本部会議中に津波に襲われたそうで、多くの幹部職員もお亡くなりになられたものと思慮いたします。あわせてご冥福をお祈りいたします。

さて、また総務省の浦上補佐のブログ(http://urakami.no-blog.jp/blog/2011/03/post_c4ec.html)から転載です。

大槌町の企画財政課の職員3名が、突如、県庁の市町村課を訪問したのです!!
町職員は、ひげぼうぼう。服も替えていないようでした。
(略)
それにしても、市町村課の職員は優しい。
昼休みにもかかわらず、みんな集まって、3人を激励し、誰からともなく、3人に尋ねました。
「今、欲しいものはないか?」「持っていけるものは持っていってほしい。」「食料ですか?」
そんな投げかけに、3人の町職員は、「食料はいらない」と言いました。
それよりも、彼らが喜んで持って行ったものは何だと思いますか?。
・・・事務用品です!
正直、驚いてしまいました。

それを受けて、市町村課職員は、課にある事務用品をかたっぱしから集めて、ものすごい勢いで、段ボールに事務用品をまとめて、大槌町の車に詰め込みました。地方自治小六法など、法令も詰め込みました。
そして、3人は、笑顔で帰っていきました。

市町村課は、彼らを最大限にバックアップする。
その安心感が、3人に元気を与えたのではないかと思います。
(転載終わり)

被災地の復興に今できること。よく物心両面の援助といいますが、「心」の援助についても、考えはじめなければならないでしょう。