災害時相互支援協定

 先だっての奈義町でのフォーラムで、「災害にあたり、フォーラムの加入自治体の相互支援協定を検討しよう」という意見がだされました。
 同一県内の相互協定はたくさんありますが、3月の東日本大震災のような事態には対応はむずかしいでしょう。また、姉妹都市相互のようなものもありますが、1対1ですね。
 本会のような全国的にちらばっているものはないか、と調べると、ありました。その名も、「義士親善友好都市間の災害応急対策活動相互応援協定」。赤穂義士にゆかりのある市町村の協定ですね。以下、内容を紹介します。
応援協定の名称 義士親善友好都市間の災害応急対策活動相互応援協定
趣旨及び主な内容 忠臣蔵サミットに参加する区市町のうち、災害が発生した場合に協定市町が被災した団体からの要請を受け、相互に応援し、災害応急対策活動に万全を期する。
1 被応援区市町は、応援を求めるときは災害の概要を明らかにして応援措置の要請を行う。
2 応援措置の内容
 ・食糧、飲料水、生活必需品、資器材の提供
 ・被災者の援護に係る職員の応援及び施設の利用
 ・被災者の医療、防疫活動における職員の応援、医療品の提供
 ・その他特に要請のあった事項
3 「災害」とは、災害対策基本法第2条第1号に規定する災害をいう。
締結の年月日 平成8年4月1日
協定締結団体 区 東京都千代田区、港区、新宿区、墨田区
        市 砂川市、一関市、米澤市、笠間市藤岡市大田原市新発田市諏訪市大津市加西市豊岡市相生市赤穂市篠山市三次市山鹿市
        町 真壁町、吉良町幡豆町、中主町、社町竹野町