東北太平洋沖地震の被災状況

このたびの東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申しあげますとともに、被災された地域の皆さま、そのご家族の方々に、心からお見舞い申しあげます。


全国小さくても輝く自治体フォーラム関係団体の被災状況について報告します。
団体会員、個人会員のところで、目だっての人的被害はないようです。地震直後は、停電、断水もありますが復旧しているそうです。道路も一部に陥没その他があるものの、通行止めにはいたらず、住民は通常生活に戻っているようです(ガソリンは足りません)。


団体会員の福島県大玉村、川俣町では、福島県沿岸部からの避難者の受け入れをされています。
大玉村http://www.vill.otama.fukushima.jp/saigai/jyouhou.html
川俣町http://www.town.kawamata.lg.jp/sokuhou.html
また、福島県飯舘村東京電力福島原発の30キロ圏に一部がかかっています)は、3/17午後現在、村役場の電話は不通となっているようです。http://www.vill.iitate.fukushima.jp/


<3/29>追記
報道のように、川俣町の水道で一時期基準値を上回る放射能が測定されましたが、現在、基準値は下回っています。
3/22に長崎大学の高村先生による講演会が行われました。
概要 http://www.town.kawamata.lg.jp/housyasen-kouen.html
全文 http://www.town.kawamata.lg.jp/img/housyasenkouenkai.pdf
音声 http://www.town.kawamata.lg.jp/img/housyasen-kouenkai.wma

・野菜の基準値は採れたばかりの状態。つまり、土がついた洗う前の状態であり、野菜は出荷の時に洗えば値は下がる。
放射能は洗って落とす。野菜も人体も同じ。野菜は土がついたままでは食べないのが普通。洗うこと。
・長崎の原爆とチェルノブイリ原発事故を踏まえると(現状の放射線量は低く=引用者注)健康被害はない。風評に惑わされないよう、冷静に情報収集を!
風評被害にまきこまれぬよう、自らが風評被害を発信しないよう、まずは学習でしょう。<追記終わり>



北太平洋地震とは関係ありませんが、3/12早朝の長野県北部地震で、団体会員の栄村では、ほぼ全村民が避難所生活をされています。
http://www.vill.sakae.nagano.jp/topics/oshirase3.html#03-14_2

<3/29追記>
長野県栄村の避難所は一部解除され、27日現在避難者は327人になりました(そえでも6人に1人程度)。
http://www.vill.sakae.nagano.jp/topics/oshirase3.html <追記終わり>