栄村大震災続報

岡本全勝(政府 緊急対策本部被災者生活支援チーム)のホームページでの情報ですが、仙谷官房副長官が長野県栄村、新潟県津南町へ視察されたようです。栄村についての第1報は、コチラ(http://d.hatena.ne.jp/jichitaiforum/20110414/p1 )。
また、役場ホームページでは、被災の状況が確認できます(http://www.vill.sakae.nagano.jp/topics/oshirase4.html)。ツイッターによる情報発信も始まりました(http://twitter.com/#!/sakae_vill)。
<ココから引用>
(過疎地帯の地震被害)

4日5日と、仙谷官房副長官のお供をして、長野県栄村、新潟県津南町十日町市に視察に行ってきました。東北の津波原発事故の報道に隠れていますが、3月12日に長野県北部と隣接する新潟県は、大きな直下型地震に見舞われました。栄村は2,300戸のうち、一時は1,700戸が避難したくらいです。ここは、典型的な地震被害でした。道路や上下水道、農地や用水路などに大きな被害が生じています。応急復旧が進み、仮設住宅の建設も進んでいます。

 豪雪地帯なので、発災当時は雪があり、雪解けとともに、被害もわかりつつあります。仮設住宅も、入り口に雪除けをつくる必要があります。
中山間・過疎・高齢地域です。地元の方のお話しでは、「後継者がおらず、徐々に地域が衰退しつつある。それが、今回の災害を機に、一挙に進む恐れがある」とのことでした。たしかに、今後何で食べていくか。生業が定まり、若者が跡を継いでくれないと、地域は存続しません。(2011年5月5日)



(長野県栄村の知恵)

先日(5月5日)、長野県栄村について書きました。地方行政関係者には、栄村をご存じの方も多いでしょう。道路改修や田んぼの改修を、村民と村の職員で施行し、安く上げていることで有名です。その様子は、村のホームページに載っています。高齢化率44.8%、人口ピラミッドは上に行くほど広がっています。特に女性は、最も多い年齢層が80〜84歳で、その前後が次に多いのです。(2011年5月8日)
<引用おわり>