地域実践活動に関する大学教員ネットワーク設立

以下の趣意書にもとづく、地域実践活動に関する大学教員ネットワークが設立されました(お問い合わせ:総務省地域力創造グループ 人材力活性化・連携交流室  電話03−5253−5394 ホームページhttp://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyoin_network/index.html)。

考えてみれば、自治体側にとっても、大学や教員との連携をどこからはじめればよいかわからなかったわけで、このようなネットワークができ、情報がとびかうようになれば、と思います(不肖、わたくしども、このフォーラムの会もそうした活動をしていきます)。

<以下、趣意書>
 近年、大学の教育・研究活動において、教員や学生が地域の現場に入り、地元住民とともに、地域おこし活動を実践する取組が増加傾向にあります。
 こうした取組は、大学に集積する地域活性化に関する知識情報やノウハウを現場に活かすものであるとともに、地方で不足する若い人材力を地域の活性化に活用するものでもあります。さらに、学生や地元住民を地域づくり人材として育成することにつながることに加え、大学の教育・研究活動へのフィードバックにも大いに貢献するものであるなど、わが国の地域力の創造に欠かすことのできないものと考えられ、さらなる充実が望まれています。
 しかし、こうした取組も、現時点では、大学教員の個人的な人脈等に依拠し、地方公共団体や地元住民との連携に必要以上の労力や時間を要するケースがあるとの指摘もあります。
 今般、大学教員のネットワークを構築し、関係者間の連携協力をサポートする体制をとるべく、“地域実践活動に関する大学教員ネットワーク”を立ち上げることといたしました。本ネットワークは、地方公共団体や地域づくり団体との連携・調整、教員相互の情報交換等を円滑化する仕組みとして、各地の大学の教員・学生が現場に飛び出して地域おこし活動を実践することを支援し、地域活性化、地域の人材育成及び大学の教育・研究活動の質の向上を目指します。